入院3日目

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寝れなかった。

 

うとうとしては、目が覚めて、体の痛みに耐えていた。

数時間おきに看護師さんがやってきて、

点滴のチェックをしてくれていた。

 

 

そのまま朝になった。

すでに曜日感覚がなくなりつつあった。

 

 

 

6時過ぎに看護師さんが来て、

「水飲めるよ~」 

って、氷水をコップに入れて持ってきてくれた。

ちょっと一息。

そういえば点滴をしているからか、

あまり喉の渇きは感じていなかった。

丸一日飲まず食わずなのに、不思議。

 

手術後からどのくらいのペースかわからないが、

血圧、体温、パルスオキシメーターを計測しに看護婦さんがやって来ていた。

 

血圧低いねーと何度言われたことか。

(ちなみに私は昔から85/45くらいの低血圧です。)

 

そういえば最初に対応してくれた新人ちゃんも来てくれていたが、

最初以外はしっかり対応してくれていた。

先輩がいないからかな?他の仕事は慣れているからかな?

とりあえず、安心だ。

 

 

 

10時頃、看護師さんが2人やってきて、起き上がらせてくれるとのこと。

ます、ベットの背を上げた。

起き上がった時点で足のポンプを外してくれた。

これで多少スッキリした。

メディキュットみたいな靴下はそのまま。

 

起き上がったときはけっこう変な感じがしたけど、

不快感や吐き気、フラフラすることはなく、無事着席。

入院経験のある何人かに、起き上がったときかなり大変だったと

聞いていたので、何もなくて良かった。

 

今もまだ尿管は装着されたままだったので、

それは引き続き気持ち悪かった。

 

それから看護師さんたちに支えられ、ゆっくり立ち上がる。

無事立つことができた。

ゆーっくり歩きながら部屋の外に出て、ナースステーションの近くでUターン。

ゆっくり戻って着席。

20mくらい歩いたのかな。

お腹に少し違和感はあったけど、もう痛みは少ししか感じなかった。

縫い付けられた、突っ張ったような皮膚の感触はあった。

 

 

歩けるのを確認して、尿管を抜いて貰った。

ここまでくると恥ずかしいとか照れるとかほぼ無く、

ただなされるがままになっていた。

抜けるときに痛いのでは、とびびっていたが、なんともなかった。

 

 

管がひとつ抜けるだけでこんなにも体が自由になるなんて・・・!

 

 

そのあと、体拭きをした。

体を拭いてくれるのかと思っていたら、

おしぼりを渡され、自分でどうぞ、って感じだった。

少し恥ずかしくなった。

自分でできるのに、勝手に病人ぶってしまった。

 

自分で拭いたのだが、左手は点滴があるため

拭くのはかなり大変だった。

 

背中は看護師さんが拭いてくれた。気持ちよかった。

拭き終わると、かなり爽快感があった。

 

もちろんシャンプーは出来ないので、頭は気持ち悪くなってきていた。

考えないようにしていた。

 

 

 

その後山崎先生が来て、傷の状態をチェック。

手術の傷は、おへその中に2㎝程度、

おへそから下15㎝あたりに約4cmの傷が横一直線にできていた。

傷の上から透明のシリコンテープのようなものが貼られていた。

よくある傷を目立たなくするアレに似てる。

 

先生は歩いて下さいね、と言い、去っていった。

 

歩いてと言われたのを私は真面目に受け止めたのだが、

病院内、特に行くところ無いんだよなあ。

 

母が来るというので、それまで結局ベッドでゴロゴロ・・・

 

 

昼食からやっっと食事が提供された。

やわらかーい白身魚と菜っ葉、お粥。

お粥がどうしても食べられなかった。

少し残した。

でも9割は食べることが出来た。

いいことだ、と思う。

 

14時頃母到着。

少し話したあと、母が病院内のコンビニに行くというので、

ちょうどいいので、一緒に散歩をすることに。

点滴持ってパジャマでうろうろするのって、ほんと病人だ。

ゆっくりしか歩くことが出来ない。

 

母は私の散歩を見届けたあと、帰宅。

帰りもロビーまで歩いてお見送りをした。

ロビーまでは結構キツかった。

頑張りすぎたかな。

 

 

だいぶ体の自由が利くようになって、

元気になった気がしているのだが、

何かしよう!

本読もう!

という程の体力、気力は無く、

何となーくしんどい、だるい感じが続いていた。

 

手術したばっかりだもんな~。

 

でも自分の想像以上に体が元に戻ろうとしているのを感じて、嬉しかった。

点滴はいつまで続くのかな。

 

 

 

 

 

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