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朝6時30分。
体温と血圧の計測で看護師さんに起こされる。
その後すぐに朝ごはんが到着。
入院してから初めての朝ごはん。
意外(?)にも、洋食だった。
食パン2切れ、野菜炒め、ブロッコリーのオーロラソース和え、みかん、牛乳。
寝起きだったので、全然食べる気にならず、ぼーっとしていたら
看護師さんが回収しにやって来てしまった。
私の食器を見るなり「あ、ゆっくり食べていいですよ~」
と退散。
やっぱり食べなきゃいけないのよね。。。
その後頑張って、7割程度食べてごちそうさま。
10時頃に山崎先生が来て、おへそにあるシリコンテープを剝がしてくれた。
テープは透明で、ジェルがぐじゅぐじゅしていた。
剥がすときは全然痛くなかった。
もう一つ下腹部にある大きい傷はさすがに剥がすの怖いな、と思っていたが、
明日剥がすことを告げられた。
今日は午前中に来客が多い。
山崎先生が部屋を出た後、清掃のおばちゃんがやって来て、
ベットや部屋をササっと掃除してくれた。
あとはご飯やさん(?)が来た。
+100円で食事を4種類から選ぶことが出来ます、的な勧誘をされた。
誘惑に負けそうだったが、なんとかお断り。
その後は薬剤師さん。
処方している薬の説明や体調の確認をしてくれた。
一通りの来客が終わると、散歩をした。
といっても同じ階の待合室に行っただけだけど。
待合室まで歩く途中には、色々な入院患者さんの部屋を通っていく。
大部屋、大きい個室など様々。
入院してる人も様々。
詳しくは言えないが、
私は散歩が出来る状態まで回復してきているのは、
ありがたいことなんだな、と思わされた。
あと嬉しかったことが。
昼前に看護師さんが部屋へやってきて、点滴を外してくれた!
といっても、夕方に抗生剤を一回投与するとのことで、
針はそのまま手に残された。
つまり、針の先と、数センチ管が左手首に残され、
その上からテープをはり、ネット状の包帯を巻かれた。
これがかなり気持ち悪かった。
管の中に血液が少しづつ見えてくる…。
少し動かすとチクッとする瞬間があるし、思い切り腕を動かすわけにもいかない。
だが、点滴が外れたことで対外から装着されていたすべてのものが外れたわけで、
体が自由に動かせるようになり、スッキリした。
振り返ってみると入院は、生まれて初めての経験で、新しいことばかりで、
興奮冷めやらない、、みたいない感じかと思っていたのだが、
実際はどこかで経験したこと、予想できていたこと(心構え?テレビからの情報?)の集まりで、びっくりしたことは少なかった。
だから、全て冷静でいることが出来た。
これは術後が良好だからこそ言えることなのだろうが。
昼食後、母がお見舞いに来てくれた。
その後、山崎先生が傷の状態を確認しに来る。
突然、
「明日退院する?してもいいよ。」
だって。
急に。
本当は明後日に退院できる予定だったのだが、問題ないようだから、とのこと。
どうする?と言われ、「退院します」と即決。
もう少しここに居たいとも思ったが、
母の労力、入院費用等々考えると、退院がベストなのは明白だった。
母は夕方まで居てくれたのだが、
本を読みながらイスで寝ていた。
パートしてお見舞いして家事して。疲れてるよね。。
申し訳ない気持ちになった。
夕飯は、肉団子、ご飯、お漬物。
シンプルだけど、おいしかった。
ご飯の後は抗生剤の投与。
1時間程度だった。
ここで針ごと全部取ってくれた。
これで完璧だ!!!!
シャワーも浴びることが出来た。
傷跡を恐る恐る確認したが、おへその傷はどこにあるのかよくわからないくらい
おへその中に隠れていた。
下腹部の傷はテープで覆われていたのでよくわからなかったが、
剥がれないようにだけ注意していた。
夜は連絡をくれた方々にゆっくり返事をしていた。
心配してくれる人がいて、ありがたい。
私は実家の近くの病院に入院したため、平日ということもあり、
お見舞いに来てくれたのは家族だけだった。
皆社会人なんだから当たり前ですよ。
点滴が終わると看護師さん達もあまり相手をしてくれなくなって、
ほとんど部屋に入ってこなくなった。
明日の10時に退院ということを確認し、就寝。
入院生活も、もうすぐおしまい。
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