前回の記事はこちら
yuka-hospitalization.hatenablog.com
入院までにやっておいてよかったな、という諸々をまとめておきます。
- へその掃除
一番大事なことを書き忘れてました。
私、普段へその掃除しないんですよね。
幼い頃におへそほじって遊んでいたら、親に「おへそ触ってるとお腹痛くなるよ」
と教えられて依頼、へそはほじくるもんじゃない、と思ってましたよ。
入院初日に看護師さんから「へその掃除をする」と言われて、綿棒でほじくられ、
新人看護師さんに(こんなへそが汚れてる人いるんだ…)って顔を思い切り表現されて、こんな恥ずかしい思いしたことなかったですわ。
腹腔鏡手術でお腹切るって言われてるんだから、ちょっとは気にしておけばよかった。。。。
おへそって掃除するものなんですね。
ネットで検索したら、あれよあれよと掃除情報がでてきました。
皆さんは汚ねえなこいつ、とお思いでしょうが、
一人でも心の中で(うわっ掃除したことないわ、あっぶねー)
と思ってくださる方がいれば幸いです。
-
保険会社に連絡
大事なのはお金でしょう。入院費用・手術費用、貰えない残業代…
保険に入っておいて良かったと何度思ったことか。
保険会社の総合受付にとりあえず電話すれば、快く対応してくれます。
その後書類が送られてきて、必要事項を記入します。
この手術・入院でいくらもらえるかは私には難しくてわかりませんでした。
とにかく元気なうちに保険会社へ連絡して、入院前までに書類を手に持っておくのが一番必要ですね。
保険会社からもらったお金が、退院後の私の一番のご褒美となりました。
- 会社への報告、休暇申請
上司は男性でしたので、本当に面倒でしたが、やらないわけにはいきません。
上司は心配し、なおかつ丁寧に対応してくれました。
こういうところで上司の力量が垣間見られるのかもしれませんね。
入院までは無理せず過ごすように言われましたが、自覚症状もほとんど無し&先生にも特に制限事項を指示されたわけではないので、直前まで通常通り働いていました。
- 彼氏への報告
私の場合、気になっていた人と無事付き合うことができたため、付き合ったばかりの彼にこの件を伝えることが必要となりました。
付き合って3か月でこれは気まずいな、とは思ったのですが、この年齢で付き合っているのにお遊びで続けられるわけないので、詳細に伝えました。
彼は落ち着いて聞いてくれていました。
ですが、やはり男性です。
女性の体のしくみには想像以上に知識が無く、そっちの方が気になって仕方ありませんでした。そりゃこの世の中、生理休暇が普及しないわけだわ。
これは今後(現在)も地道に伝え続けていくしかないですね。
- 友達への報告
アラサーの私、手術日の付近に友達の結婚式の予定がバンバン入っていました。
参加が難しくなる可能性もあることを伝えておきました。
友達への報告は、彼氏へするよりもずいぶん気楽でした。
私が手術の件を話したら、何人もの周りの人が様々な婦人科系疾患に悩まされていることを伝えてくれ、励ましてくれました。
こんな心強いことはなかったです。
また、こんなに婦人科系疾患と向き合っている人がいることに本当に驚きました。
一方で、同時期に妊娠の報告をくれる子もいて、胸中複雑になることもありました。
「自分はなにやってんだろう」って思ってしまうこともありました。
この年代の女性は本当に難しいですね。
- イメトレ、マインドコントロール
最後になりましたが、一番時間を費やしました。
卵巣腫瘍発覚するときからずっと行っていました。イメージするために、スマホでありとあらゆるサイトを見て、ブログを読んで、本を読んで、自分に今後どのようなことが起こるのか、想像を張り巡らせていました。
不安になるのって、先行きが見通せないことが大きな要因だと思うんです。
自分で調べ、大枠の道筋がつかめたら、あとはやるしかない、と思うに限ります。
もし手術で死んでしまうのが心配なら、身辺整理や遺書作成もアリだと思います。
自分で想定される未来を考えつくしたら、あとはそこを歩くだけです。
歩く決意さえ出来たら、あとは楽しんだモン勝ちですね。
次を読みたい
yuka-hospitalization.hatenablog.com