入院2日目① ~手術~

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入院2日目。

6時半頃看護師さんが部屋に入ってきて起床。

 

「7時から水も飲めなくなりますからね~」

ってさ。

あぶないあぶない。

看護師さん教えてくれてありがとう。

 

ここの病院は朝晩、遅番と色々な看護師さんが来るから面白い。

(どこの病院もそうなのかな)

 

メディキュットみたいな靴下をはいて(足のむくみ防止らしい)、

ペディキュアを取って(マニキュア禁止)、顔を洗って、

手術前の準備は完了。

 

8時半に母到着。

9時前にトイレに行き(結局下剤の効果なし)、

看護師さんと一緒に手術室へ。

 

もちろん私は徒歩で移動。

 

手術室はテレビで見るような扉があり、

シャワーキャップみたいなのを被った医者達がぞろぞろいた。

さすがに少々緊張しながら、手術室前のベンチにて、体内(衣服)に金属がないか、

歯がぐらぐらしていないか(←なぜかやたら聞かれた)チェックされる。

 

その後山崎先生登場。

「今日はお願いします~」

みたいな感じで手術室の扉の向こうに入って行った。

 

看護師に呼ばれて手術室に入ると、可動式ベットに寝かされた。

メガネを外し、パジャマの上を脱ぎ、タオルをかけられた。

 

いよいよだ。

 

緊張してドキドキしていると、

看護師の一人が

「緊張するよねぇ~」

と優しく声をかけてくれた。

その声で少しリラックスできた。

あの時の看護師さん、ありがとう。

 

しばらくすると麻酔科の先生が現れ、麻酔開始。

まず酸素マスクをつけられ、その後点滴。

この時点では緊張で目がギラギラしていた。

看「ゆっくり息を吸ってー」

「点滴から麻酔入りますからねー」

「わかりますー?」

 

私「はい、わかります」

 

看「だんだん眠くなりますからねー」

私「はい」

 

看「では、目を瞑りましょうか」

私「・・・・」

 

 

 

ここからは覚えていない。

真っ白という表現も当てはまらないが、

意識というものが消えていた。

寝ているのとはちょっと違う感じ。

夢や時間の経過さえも感じることができていない状態。

 

 

 

 

 

 

「……さーん」

「○○(私)さーん」

 

 

の声に反応して、目が少し開いた。

 

「終わりましたよー」

 

 

という声が聞こえる。

 

 

 

 

え!終わったの!!???もう? 

って感じ。

 

 

 

看護師さんの声は届いているのだが、

酸素マスクのせいなのか、麻酔のせいなのか、声は出なかった。

 

聞こえたら握って、と言われたナースコール?のような何かは

普通に握ることが出来た、と思う。

 

 

 

 

病室に移動しながら、

「無事終わりましたよ」の山崎先生の声に、

私必死に「予定通り、ですか?」と質問。

 

 

「予定通りですよ。」

 

と言われ、一安心。

 

 

 

 

 

 

無事終わったんだ。よかった。

 

 

 

 

 

 

 

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