母への報告

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yuka-hospitalization.hatenablog.com

 

地元のクリニックにて、大きい病院で検査を受けるように言われた私。

 

この時点で、まだこの件を誰にも話していませんでした。

 

このままではさすがにアレだな、と思い、

母に報告をすることにしました。

 

大きい病院に行くと決めてからは、案外私自身は冷静でした。

死ぬわけじゃないんだし、妊娠できなくなるわけでもないし、と

ネットで調べた情報で、とりあえず落ち着きを取り戻しつつありました。

 

だからこそ、母への報告が憂鬱でなりませんでした。

なぜかははっきりとは言えないんですが、憂鬱でなりませんでした。

 

母は明るくサバサバ、あっけらかんとした気の強いタイプで、

家族の前では弱みを見せるような性格ではありません。

弟、妹を含む私たち子ども3人はいたって健康に育ち、

手術の経験もなし。

一度妹が5歳頃食あたりで入院したくらいでした。

 

 

だからこそ、娘が婦人科系手術をするなんてどういう反応するのかなと、

自分のせいにしないだろうか、

必要以上に心配しないだろうか、と

申し訳なさや悲しみのような感情がこみあげてきました。

 

ですが、ずっと隠すわけにもいきません。

 

 

 

ある日の昼下がり、極力冷静さを保ちつつ、

母に状況を報告しました。

 

 

 

母「え。。。。」

 

表情はかなりうろたえ、言い淀んだあげく、

 

 

 

 

「心配だわぁ。。。。」

 

 

の一言。

 

 

 

なんとも言えない気持ちでした。

 

ママ、ママのせいじゃないからね。

大丈夫だから、心配しないでね。

 

 

なんて、そんなこと言い合う親子ではないので何にも言えませんでしたが、

母を見て、自分は弱気になってられない、ますます気丈でいなければ、

と逆に励まされた気がしました。

 

 

 

 

 

また、父には話しづらく、結局直接報告することは出来ませんでした。

 

家族関係って、なかなか難しいものですね。

 

 

 

 

 

 

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