卵巣腫瘍発覚まで その3

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前回の記事はこちら

 

yuka-hospitalization.hatenablog.com

 

卵巣腫瘍発覚まで、と題にありますが、

腫瘍という意味では前回までで発覚しているんですよね。

 

 

その当時も、小さな腫れは腫瘍ではない、と

全く関連づけて考えていませんでした。

 

そんなこんなで、小さな鈍い痛みをたまに感じながら、

あっという間に3か月が経ち、同じクリニックで受診。

 

診察室に入ると前回同様のおじいさんが。

 

なぜか少しほっとしながら、前回同様診察の大股開きの椅子へ。

2回目ですが、勝手がわかったので、下着を脱ぎ、椅子に座り、

カーテンに遮られ、棒を刺されるのを待っていると、

 

ピピピピ、ピピピピ…

 

先生の携帯か何かに、緊急っぽい着信が。

話の内容からするに、出産で、急きょ先生の出番な旨。

 

 

そのまま、先生の気配がなくなりました。

 

 

 

えっっ

 

さすがにこれで放置は恥ずかしいよ…

 

 

 

心の声は届かず、5分ほど放置されながら待機。

(体感時間なので、もしかすると2-3分だったかもしれませんが。)

 

 

すると、年配の女性らしき声が。

 

「はーい、見てみましょう」

 

ほっとしたのもつかの間、前回同様、棒状のものを膣に挿入されました。

 

 

 

 

 

「ん???」

 

先生が ん??? って。

 

嫌な予感がしました。

 

 

「○○さん(私)、これ見えますか?

今ね、左の卵巣ですが、腫れてますね。

測ってみましょう。。えーっと、8cm。」

 

 

卵巣の映る白黒の映像から、どこが卵巣なのかいまいちわかりませんでしたが、

先生が映像のなかでサイズを測っている、8cmである、というのはわかりました。

 

 

8cmがどういうことなのかわからないまま、診察を終了し、通常の問診へ。

 

「○○さん、左の卵巣が3か月で倍くらいの大きさになってますね。

このまま放置しておくと、さらに大きくなる可能性があります。

切除の必要がありますので、一度大きい病院で診てもらってください。

紹介状書きますね。どこの病院がいいですか?」

 

 

先生があれよあれよという間に、説明していましたが、

何が何だかわからず、

でも、とりあえず大きい病院で診察、切除すべきなのはわかった。

 

 

 

でもどこの病院がいいとかわかんないよ。

 

「すいません、病院わからないのですが」

 

「じゃあ、ご実家の近くの○○総合病院にしましょうか」

 

「お願いします。」

 

 

 

診察終了。

 

胸のドキドキが止まりませんでした。

もちろん悪い意味で。

 

多分先生にいくつか質問はしたのですが、

あまりよく覚えていません。

 

これからどうなるんだろう。

それが頭をぐるぐるしていました。

 

 

今まで30年近く生きてきて、これといった大病を患う経験がなく、

入院、ましてや手術なんて縁のなかった私。

 

不安ばかりでした。

 

 

 

 

まずは、母に報告しないと。

それが最初に浮かびました。

 

 

 

 

 

 

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